監督:それでは第一章はこれで一巡いたしましたので、次は第二章へ移らせていただければと思います。
ニャンター・ミッチャー:ハーイ
穂積 舞:はーい
掘葉 動:はーい
監督:それでは第二章。また先頭に戻りまして黄色のオダマキこと無形くん舞ちゃんペアにお願いしたいと思います。
監督:…
穂積 舞:はーい。
ニャンター・ミッチャー:はいな。
風祭 無形:おっと名前名前
穂積 舞:TT
StellarKnights : お題表(61) → 恋の話

風祭 無形:TT
StellarKnights : お題表(33) → 風の音

風祭 無形:「ところで舞。 今から凄く不思議な質問をするのだが」
風祭 無形:「『恋』というのは、一体どういうものなのだろうか」小首を傾げて彼女を見つめながら。
風祭 無形:▼
穂積 舞:尋ねられて物凄く困ったような、嬉しそうな、複雑な表情を浮かべて。
穂積 舞:考えた後「……それはね、その人のことを考えると温かくて苦しくて、嬉しくて切なくて。どうしようもなく相手を求めてしまう想いかなあ」
穂積 舞:「結論としては、あたしが無形に抱いている想いだよ」▼
風祭 無形:「そ、そうか。 うぅむ、改めて真っ直ぐ言われると照れるな。 いや、とても嬉しいのだが」仮面を手で抑えて恥ずかしがる顔を隠すようにしつつ。
風祭 無形:「とても嬉しいのだが」大事なこと(ry
風祭 無形:「いやその。 仮面の制作依頼を受けたのだがな。 依頼内容が、『恋をイメージしたデザインにしてほしい』と言われたのだ」▼
穂積 舞:ぷは、と詰めていた息を吐きだして。「あああ、そういうことなのね、はーーー、良かったーーー。伝わってないのかと思って焦った」
穂積 舞:腕を組んで考えこみ。「安易にイメージカラーをピンクに、とか、形をハートに、とかじゃないよねきっと。その人の、恋のイメージが知りたいな。何か言ってた?」▼
風祭 無形:「いや、特には。 物静かな女性の依頼人でな。 ただ、少し表情に陰があったようにも見えた」少し間を空けて「つまりは、そういうことなのだろう」
風祭 無形:「舞の想いは分かりやすくて心地よいので伝わらないことなどないしな」確信に満ちた口調で▼
穂積 舞:「実りがたい恋? 辛い思いが先立つような……。伝えられなかったりしてるのかな。私なら、そんなとき恋の優しい色を見せられたら辛くなりそう」
穂積 舞:頬を染めて「わ、わかりやすい?そっかな。そうだな。うん、だって伝えたいもの。……ねえ無形。ひとは仮面に何を託すと思う?」
穂積 舞:冷たい風が吹き抜けていく。その音色にかき消されないように彼の言葉を待つ。▼
風祭 無形:「何を託す、か。 俺にとっては顔を隠すためのもので、それ以上の感情は抱かないようにしているからな」
風祭 無形:「作るときに反映するのは、依頼人からの注文。 つまり『依頼人の想い』だからな。 俺の想いを勝手に混ぜては、ちゃんと伝わらん」
風祭 無形:「だから、何を託すかと問われると。 『隠したくても隠しきれない想い』だと、言うしかないな」▼
穂積 舞:「『隠しても隠し切れない想い』かあ。”色に出にけり”だね」古い歌の一部を口ずさみ。「私は、見せたい自分とほんとうの自分を繋ぐものだと思う」
穂積 舞:「きっとね。見せたい自分も本当の自分なんだよ。でも抽出したらきっと美しい仮面や怒りの仮面や、嘆きの仮面になっちゃうの」
穂積 舞:「そうやってにじみ出るものが恋だというなら、彼女の嘆きと喜びと、両方を写し取れたらいいような気がする。だって、捨てられない想いなんじゃないかと思うから」▼
風祭 無形:「…なるほど。 ふむ、そうか…繋ぐものか。 舞の言うことは中々に難しいが、いつも感心させられる内容で助かっている」
風祭 無形:「仮面に込められた想いを、彼女が捨てずにいられるように。 彼女が想いを浮かべられるような、そんなものを作ってみるとしよう」
風祭 無形:「やはり相談して良かった。 助かったよ」優しく笑っているような雰囲気を醸し出して。
風祭 無形:▼
穂積 舞:柔らかな雰囲気を心地よさげに受け止めて。「無形の助けになれたならよかった。それが私の望みのひとつだもの」
穂積 舞:「無形ならきっと作れるよ。だって、私の心を、そして魂というものがあるなら、それを揺さぶったのは無形の作った仮面だもの」
穂積 舞:「初めて無形の仮面を見た日から、心の一番深い部分におさまっているんだよ」嬉しそうに、幸せそうに胸を押さえて笑う。▼
風祭 無形:「…そうか。 そうだったな。 舞がそう言ってくれたから、俺は…」最後の言葉は、風の音に紛れて掠れ。
風祭 無形:「あぁ。 やはり、君がいてくれて嬉しい。 舞の隣で、君の笑顔を見てとても幸せに感じる」
風祭 無形:「この胸を焦がす感情を『恋』というのは、少々憚られるな。 だが、名付けるのはやめておこう」
風祭 無形:「この感情に相応しい仮面を作ることができたとき、共に名を付けたい。 それまでは、名も無き感情で君に寄り添おう」
風祭 無形:▼
穂積 舞:「うん。私も、無形がいてくれて、本当に幸せだから。……必ずあなたの笑顔を取り戻す。」
穂積 舞:「その想いがどんな名前でもいい。もしもあたしを求めてくれるなら。そしていつかその仮面が出来る時まで寄り添えるというなら」
穂積 舞:「その時あらためて、想いの名前を聞かせて?」▼
風祭 無形:「あぁ。 きっと、いつか必ず」
風祭 無形:「…さて、そろそろ戻ろうか。 正直、風が強くて寒いしな」そっと彼女の手を取って、歩き出す。
風祭 無形:心なしか足早なのは、高ぶった感情のままに想いを語ったことへの気恥ずかしさからかもしれない▼
穂積 舞:「あっ」風に吹かれて冷えていた手を取られて、彼の手の熱さに驚いて。きっと照れていたのだろうと思うとどうしようもなく愛しくて。
穂積 舞:「ん……そうだね」温もりが染み渡るようで、とても幸せで。「あたし、やっぱりものすごく無形が好きだよ」そう言って足早な彼に手を取られるままついて行った。
穂積 舞:▼
監督:…
監督:…
監督:…
監督:…
監督:次は、白色のヒルガオこと静くん動ちゃんペアにお願いしたいと思います。
監督:お題:ささやき声、ふたりの秘密
監督:時間(2) → 騒がしい昼間の
監督:場所(34) → モノレール 小道具:車窓から覗くアーセルトレイの街並み、乗客はあなたたちだけ
掘葉 動:貸しきりってやつだねー
掘葉 動:(サンドイッチ弁当を摘みながら行楽気分)
加賀美 静:「だなあ……あんなに上りは混んでたのに、下りはガラガラだ」
掘葉 動:▼
加賀美 静:「”お客様、車内でお食事はお控えください”とか言われないか?」(笑って)「こうガラガラだと、今度のステラバトルの話もできるな」
加賀美 静:▼
掘葉 動:ま、今の時間なら、こっち方面は行く人も居ないからねー(足プラプラ
掘葉 動:むぐ?大丈夫だよー、どーせ女神様のご采配で誰も来ないだろうし、ね?(にや
お話も出来るよね、うん。

掘葉 動:▼
加賀美 静:「本当はこう、ひそやかに話さなきゃいけない内容なんだろうけれどな。そうか……女神様の采配、か。それじゃ堂々とひそひそ話するか」
加賀美 静:小さく溜息をついて「お前をさ、傷つけないようにと思うんだけれど。もし、もしもだ。傷つけてしまってでも生き残り前に進みたい、そう思ってしまったら……怒るか?」▼
掘葉 動:…はー、静はホント、あの日からずっとだけど、心配性だね~。
掘葉 動:ボクは天才だよ?傷つく事程度の事で怒ってたら、君を笑顔にも出来やしない。
掘葉 動:▼
加賀美 静:ステラナイトのことは二人の秘密とは言え、心が重くなることもある。「天才だろうとなんだろうと、命はひとつだ。怪我をして痛むのも傷がつくのも、俺じゃない。動、お前なんだ」
加賀美 静:「俺の願いとお前の願いが一緒だとしても。それがどんなに強い願いだとしても。いや、だから余計に、か。俺の目の前で喪ったり傷がついたりするのは、辛いんだ」最後は囁くように。▼
掘葉 動:「…ホント、静は怖がりさんだね。でもさ、それくらいがボクには丁度良いね。だからこそ、女神は君とボクを引き合わせてくれたのかな?」
掘葉 動:「ま、これでもボクは女の子だからね。肌に一生残る傷はイヤだけどさ。責任とってくれるんでしょ?」(にま
掘葉 動:▼
加賀美 静:息をのんで蒼白になって。それから顔を赤く染めて。「おーーーーまーーーーーえーーーーーなーーーーー!? とれる責任とそうでない責任があるんだぞ!?」
加賀美 静:「傷くらい、なんて俺には絶対言えない。そんな責任負えない。もしそんなことになったら、俺の願いを、お前の傷を治すことに変えるくらいはする」
加賀美 静:「正反対の性格だからちょうどいいとか、そんな安易に言ってくれるな。女神様ももしそんなこと考えてるなら即刻考え直してくれ……」頭を抱える。▼
掘葉 動:「おっと、そこまで怒るとは思わなかったなー。ゴメンごめん」(てへぺろ
掘葉 動:「でもさ、悪いけどその願いは”拒否”するよ?それが出来るなら君の”深い傷”を忘れさせるか、癒す事を私が願うからね」
掘葉 動:「傷付けるのがイヤなら勝ち抜いて。ボクを上手く使いこなして。それを許すのも可能性があるのも君だけだ、静」▼
加賀美 静:ぐっ、と詰まって。「……そうだったな。お前はそういう奴だ。前に進めない俺を立ち上がらせて踏み出させたのも、手を取らせたのも、お前だ。いつだって、踏みとどまろうとする俺を前に進ませる」
加賀美 静:「俺は、俺の傷と向き合っていくしかない。そのことで手を伸ばすのをやめ、足を踏み出すのをためらったなら、一緒に倒れるしかないのに、それでも手を差し伸べてくれた」
加賀美 静:「お前が囚われるのではなく、自由意思で俺と一緒にいてくれることを……誇りに思ってる。だから、そうだな。俺の可能性に賭けてくれ」▼
掘葉 動:「君がボクにとっての”未知”であり続ける限り、ボクはボクでいてくれる事を証明してくれる君である限り、いかなる戦いも賭けにものってあげる」
掘葉 動:(おでことおでこをよせて)「君は君のままでいても良い。だけどボクといる限り歩みを止めてくれるな。最高のパートナーであり続けて」▼
加賀美 静:こんっ、と小さく額を寄せてから離れる。「ああ、もちろんだ。お前が歩むのが獣道だろうが砂利道だろうが、どこまでも付き合うさ。俺は戦うし、前に進む。その代わり、お前の足元にある障害を取り除くくらいするよ」
加賀美 静:「まああれだ。お前ならひょいひょい飛び越えていっちまうんだろうけどなあ」ため息交じりに笑って「でも、俺はパートナーだからな」▼
掘葉 動:「ありがとう、静。ボクはホント、幸せ者さ」(にんまり
掘葉 動:「一度運命のレールに乗ったら簡単には引き返せない、変えられない。でも、それは誰と居るかが重要なんだ。ボクにとって運命はオマケさ」
掘葉 動:「例え、如何なる運命の終着点であろうと、それは変わらない。今日がサンドイッチが美味しい、その程度さ、結果や運命なんて」▼
加賀美 静:「軽いなあ」目を細めて。「運命の重さも女神の託宣も、それじゃあ形無しだ。でも、俺は、お前にとってそれだけの価値がある人間だと自覚するようにするよ」
加賀美 静:「いや、もうしてるな。……ああ、そうだ。してたな」
加賀美 静:「運命よりも、一緒に歩けることの力強さを、お前はもうずっと教えていてくれたから。ありがとうな、動。怖がってばかりじゃ、倒せるものも倒せない。また弱気になってたよ」▼
掘葉 動:「その弱気こそが静の勇気を生む根源さ。ボクにはない根強さだ」
掘葉 動:「…ま、パートナーの繋がりの強さも確認できたコトだし、あとはデートの続きでもしますかね~?」(次の駅のアナウンスが流れる)
掘葉 動:「女神様はタイミングが良いのか悪いのか。ま、少なくとも静と同じ時に導いてくれた事には感謝するかな?」(にや
掘葉 動:▼
加賀美 静:「デートだぁ? どこがデートだって? ひと気のないモノレールでサンドイッチを一人で貪り食う奴と一緒にいるのがデートなのか?」ジト目。
加賀美 静:「タイミングは、きっと悪くない。俺だって感謝してる」ぷい、とそっぽを向いて。「あー、そろそろ人が乗ってくるぞ?そのサンドイッチしまえ」
加賀美 静:▼
掘葉 動:「(もぐもぐ)んー、じゃぁ、そのデートかどうかを証明するために買い物に付き合ってもらおう、うん」
掘葉 動:「じゃ、いこ!静!」(手を引っ張る)▼
加賀美 静:「どこをどうしたらそうなるんだ。買い物すればデートになるのか? 三段論法ですらないぞ!?」
加賀美 静:「あーーもう! わかったから口の周り拭け!」片方の手を握られたまま、空いた手にハンカチを持って慌ててぐいっと拭いてやって。握った手は離さずに。開いたドアへと歩みだす。▼
監督:…
監督:…
監督:互いを補いあうふたりの日常が実によく見えたRPでした。有難うございました!
監督:次は、黄色のアネモネこと針糸さんと結衣のペアでございます。
布留川 結衣:TT
StellarKnights : お題表(32) → 決意

針糸 通:TT
StellarKnights : お題表(14) → 恋心

布留川 結衣:STA
StellarKnights : シチュエーション表A:時間(3) → 寂しい夕暮れの横たわる

針糸 通:StellarKnights : シチュエーション表B:場所(66) → 願いの決闘場 小道具:決闘の場、ステラナイトたちの花章が咲き誇る場所
針糸 通:(モノレールが上を通り過ぎた下、広場に近い場所で車が止まる。そこから降りてくる針糸、周囲を見回し確認)
針糸 通:「…異常無し。お嬢様、誰もおりません」
針糸 通:▼
布留川 結衣:「ありがとう、通」静かな声色で答え、後部座席から降り立つ。僅かに緊張した面持ちで。
布留川 結衣:「……不思議ね。こんなにきれいな場所なのに、誰もいないだなんて」▼
針糸 通:(手を取りつつ)「ここが、我等の運命の場所、願いの為の戦場…。女神は我等に”決意”を見せよと言わんばかりですな…」
針糸 通:「…願いを叶える為、に」(夕暮れに目を細めつつ)▼
布留川 結衣:ごく当たり前のように彼に手を引かれ、夕暮れに染まる決闘場に咲く花々に目を向ける。「ええ、そうね。……実際に私たちは問われているのでしょう。願いをかなえるための覚悟、決意……そういったものを」
布留川 結衣:黄色のオダマキ、白色のヒルガオ、そして私たちの黄色のアネモネ。そして中央に、一輪の歪な黒色のヒガンバナ。「エクリプスね」僅かに目をふせる
布留川 結衣:「ねえ、通」「貴方は願いが叶ったらどうしたい?」夕暮れの中、気持ちを切り替えるように微笑んで▼
針糸 通:「…願いを手にするほどに値するか、二柱の女神に、値踏みされておるのですな…」
針糸 通:「エクリプスを撃ち破り、その上を突き進む覚悟、勇気…」(花壇に咲き誇る花々に視線をやる)
針糸 通:「…そうで、御座いますね…」(背中を向ける)「…初めて貴女と会った時の…あの日だけ抱いた”我侭”を…」▼
布留川 結衣:「星の騎士として、戦いを重ねてきた方たちが……と思うと、複雑ではあるけれど。躊躇ってはいられないわよね、私達だって叶えたい願いがあるもの」こぼれた長い髪を耳にかけて
布留川 結衣:「それにこうして戦うのは初めてなのだし」気遣えるほどの余裕はない、とわずかに苦笑した後、背を向けた彼に目を瞬かせる「貴方の"我侭"……?」
布留川 結衣:▼
針糸 通:「…ただ一人の、人として、ただ共に生きていきたい。そんな”我侭”で御座います」
針糸 通:「今はまだそれは、許されません。もしかしたら、一生…叶わぬ夢となるやも知れません。潰えてしまうやもしれません」(膝をつき花壇のしおれかけている花を撫でる)
針糸 通:(深呼吸して)「失礼致しました…お忘れ下さい。今のは」
針糸 通:▼
布留川 結衣:ひゅっと息をのむ音、瞳が動揺に揺らめく。ただ一人の人として、私と共に生きたいと、彼が、願って
布留川 結衣:「いや」ふるりと首を横に振る「絶対に、嫌。……忘れたくない。だって」「私、こんなに、うれしいのに」絞り出すような声で
布留川 結衣:「ごめんなさい、私だって解ってるの。それでも……」立場だって、背負うものだって違うことくらい。「我侭なのは私の方だわ」泣きそうな顔で▼
針糸 通:(立ち上がり)「…失格で御座いますね。私は…。お嬢様を…支える、ただの執事に過ぎないと言うのに」
針糸 通:(沈みつつある夕陽を背にして振り返る)「そう、背負うものが…貴女のその背中にあるものを…ただ、あの時、共に分かち合えたら…」
針糸 通:(再び深呼吸して)「…そう言えば、我侭、久しぶりに言って下さいましたね」▼
布留川 結衣:振り返った彼と向き合う。僅かに涙でぼやけた視野を指先で拭い、首を横に振って。「ありがとう、通。そう貴方が思ってくれたことが、とてもうれしいの」
布留川 結衣:「……そういえば、そうだったかも」彼へひさしく我侭など、口にしていなかった▼
針糸 通:「失礼…」(懐からハンカチを取り出し、涙をぬぐう)「私も、聞いて下さり、嬉しいのです」
針糸 通:「我侭…今は女神に聞かれてはいますが、きっと、それぐらいは許されますでしょう…」
針糸 通:「決闘場において、この今のひと時だけは…ただの人でありたいと、ふと思ってしまいました」(鉄面皮だった普段の笑顔とは違う、久方ぶりの人くささある笑顔)▼
布留川 結衣:素直に涙をぬぐわれ、嬉し気に微笑む「……うん、きっと、そうよね」
布留川 結衣:久しぶりに見た笑顔につられるように、年相応にふにゃりと笑って「ねえ、それなら。……もうひとつ、私の我侭をきいてくれる?」▼
針糸 通:「なんなりと、マイレディ」▼
布留川 結衣:「ぎゅって、して、くれる?」僅かに腕を広げて、少し照れたように▼
針糸 通:(一瞬、困惑した顔になるも、すぐに諦めて)「…少しだけ、ですよ?」
針糸 通:(ぎゅ)▼
布留川 結衣:「ありがとう」嬉しそうな声で言うと、その肩へ額を預けるようにして静かに息を吐く
布留川 結衣:「……この先、怖くないと言ったら嘘になってしまうし。緊張しないわけではないけれど。でも……大丈夫」
布留川 結衣:「必ず叶えましょう、私達の願いを。きっと、貴方を守ってみせるから」▼
針糸 通:「はい。私は…迷いも、躊躇いも、今、私は脱ぎ去りました。私も、ありがとう御座います…マイレディ」
針糸 通:(ハンカチに瞬で文字を刺繍)”貴女の重荷を我が背に預け給え、共に”
針糸 通:「行きましょう」▼
布留川 結衣:「ええ、行きましょうか」するりと彼と離れて、いつもどおりの立ち位置に。背をまっすぐに伸ばして、振り返ることなく花園を後にするため歩き出す。
布留川 結衣:「貴方がいるとはいっても、あまり遅いと屋敷のみんなに心配されてしまうものね」その足取りは来た時よりも軽いものになっていた▼
針糸 通:(普段の顔に戻り、普段通りの立ち位置に)
針糸 通:「いずれ、この場、再び…ではお手をどうぞ」(車へ)▼
布留川 結衣:「ええ、ありがとう。”私の針糸”」ごくいつもどおりに微笑み、手を借りて車へ乗り込む。窓の外を一瞥するも、直ぐに前を向く▼
布留川 結衣:…
監督:…
監督:…
監督:素晴らしく熱のこもったやりとりを有難うございました!ブーケが山のようになった。
監督:さて、それでは最後にエクリプス組こと黒のヒガンバナ、浅水蛍とニャンターちゃんのRPをはじめていきましょう。
ニャンター・ミッチャー:ニャーン!(雄叫び
ニャンター・ミッチャー:TT
StellarKnights : お題表(52) → うとうと

浅水 蛍:TT
StellarKnights : お題表(32) → 決意

ニャンター・ミッチャー:STA
StellarKnights : シチュエーション表A:時間(3) → 寂しい夕暮れの横たわる

浅水 蛍:STB
StellarKnights : シチュエーション表B:場所(31) → 花の咲き誇る温室 小道具:むせ返るような花の香り、咲き誇る花々、ガラス越しの陽光

浅水 蛍:どこか寂し気な夕日が差し込み、橙色に染まった温室の中。此処で待っているとの彼女からの連絡を受けて、むせ返るような花の香りの中を歩き回る。
ニャンター・ミッチャー:「スー…スー」温室内の草むらの上で、穏やかな寝息をたてながら丸まるように寝転んでいる。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:よく植物画を描く生徒に使われている場所だ。おそらくここにいると思うのだが。……いた。
浅水 蛍:「こーら。暖かい場所だからって、すぐ眠るなよ」ちょっと苦笑しつつ、肩をぽんぽんと叩いて起こす仕草 ▼
ニャンター・ミッチャー:「うにゃあ…。 にゃああん…」肩を叩いてくる蛍の手を猫パンチで軽く払う。 まだ寝てたいとご所望のようだ。
ニャンター・ミッチャー:「ふみー…」それでも近づいてきた蛍に向けて身体の向きをもぞもぞと変えている辺り、彼が来たことには一応気づいているのかもしれない。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:「いてっ」実のところ痛みはないが、反射的に言葉が出るのは仕方ない「まあ、待たせた俺も悪いんだけどさ。……あーもう、スカートの中が見えるだろー」
浅水 蛍:持っているものと言えばクロッキー帳ぐらいしかない。ひとまずそれを立てて視野に入らないようにしつつ
浅水 蛍:▼
ニャンター・ミッチャー:「ミー…?」彼の呟きが耳に入ったからか、ようやく瞼を開き始める。「あー蛍ー」
ニャンター・ミッチャー:「おはよーだニャー。 んにー…」彼を見つけて嬉しそうな笑顔を浮かべて挨拶をした後、お腹を見せるようにぐいーと寝転んだまま伸びをする姿は、まさしく猫そのものだろう。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:「はい、きみの蛍さんですよ」なんて笑って返しつつ「おはよう、ニャンター。よく眠れた?」するりと頬を撫で、顔にかかった髪をよけつつ
浅水 蛍:「あー……うん、うん。やっぱりこれが落ち着くな」なんて独り言のようにぼそり▼
ニャンター・ミッチャー:「にゃあーん。 まだ寝足りないニャー。 もっと寝たいのだニャアー」
ニャンター・ミッチャー:そう言いつつも、蛍の手に頬をすり寄せるように撫でられ、ゴロゴロと気持ちよさそうに喉を鳴らす。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:「んー。じゃあ、いいよ。もう少しだけ休んでこうか。俺もそうしたい気分だし」隣にごろんと寝ころぶ。撫でる手はそのまま
浅水 蛍:携帯のアラームで適当な時間をセットして「今日は何だか……他の人の目が厳しくてさ、ちょっと疲れた」ぽつりと溢す
浅水 蛍:▼
ニャンター・ミッチャー:「そうかニャー。 ニャンターさんは気ままにうろついてたから気付かなかったニャア」
ニャンター・ミッチャー:そういえば、と周囲を見渡す。 喧騒に包まれるような場所ではないとはいえ、人気のない温室内は、夕暮れも相まって寂しげな雰囲気を醸し出していた。
ニャンター・ミッチャー:こんな雰囲気で、或いはもっと酷い中で一日を過ごしていたのだろうか。 それならば確かに疲れるのも仕方ない。
ニャンター・ミッチャー:「しょうがないニャア。 ニャンターさんが癒してしんせよーう」隣に寝転んでくれた蛍のお腹の上に顔を乗せ、彼の顔を見つめる。
ニャンター・ミッチャー:どこか疲れた様子の顔も、自分がじっと見ていれば変わるだろう、と。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:「うん、ニャンターはそれがいいよ」息を溢すように笑う
浅水 蛍:いつだって傍で明るく振る舞ってくれる彼女が、自分の目がないところで悲しい思いをしているなんて、そんなことない方が良いに決まっている
浅水 蛍:「ありがとうございます」なんておどけて言いつつも「……ああ、やっぱりきみはきれいだ」じっと見つめあう。宝石のようだなんて陳腐な言葉を使いたくはないけれど
浅水 蛍:使わざるを得ないような。魅入られるような彼女の両目にふわりと微笑む▼
ニャンター・ミッチャー:「ニャフフー。 蛍は相変わらずお世辞が上手いのだニャア。 褒めたって何も出ないニャー」でもゴロゴロ音は出る。
ニャンター・ミッチャー:夕暮れ、静かな草むら。 彼と一緒。 温かい手。 これ以上の幸福があろうか。
ニャンター・ミッチャー:その幸福を守る矢面に立つのは彼だから、そちらは任せるけれど。
ニャンター・ミッチャー:こうして穏やかな気持ちを与える役目だけは、きっと彼にだって譲らないのだ。
ニャンター・ミッチャー:「…ふみー」温かい彼の手と夕日に包まれて内に、ニャンターの瞼がウトウトと揺れ始める。▼
浅水 蛍:「お世辞でもなんでもない、本当のことだから仕方ないだろ。何枚絵に描いたって足りないくらいだよ」ごろごろ言う彼女の頭をそっと撫でる
浅水 蛍:詩人でもないから言葉ではとても表せないのが残念だけれど。その分、自分の絵で少しくらい彼女に好ましさを伝えられたらいいのにと思う。
浅水 蛍:うとうとと揺れ始めた瞼に目を細める。「良いよ、このまま眠るといい。……俺も元気が出たからさ」
浅水 蛍:こうやって穏やかに二人で話をして、ときおり故郷の海を語って。世界から放り出された時には得ることはないと思っていたしあわせ。
浅水 蛍:だからこの幸せのためにも。刻々と近付いてくる戦いを必ず潜り抜けなければならないと決意する。
浅水 蛍:▼
ニャンター・ミッチャー:「ニャアー…」既に半分夢の中なのか、力なく返事を返すともぞもぞと動き始める。
ニャンター・ミッチャー:蛍の体を登るように位置を調整し、彼の胸の上に顔を乗せて瞼を閉じる。
ニャンター・ミッチャー:トクン、トクンと脈打つ音が、彼女を何よりも安心させる。
ニャンター・ミッチャー:「ニャアー…。 ほたるー…。 ずっと一緒だニャア…」
ニャンター・ミッチャー:幸せそうな笑顔を浮かべて、彼女はまた夢の中へと旅立っていった。
ニャンター・ミッチャー:キュっと、彼の服を掴みながら。▼
浅水 蛍:「うん、ずっと一緒だ。……約束するよ、ニャンター」髪を梳くように穏やかに撫で、誓いを口にする。
浅水 蛍:「何があったって、君が俺を望んでくれるのなら、ずっと」
浅水 蛍:だから戦いのその時まで、もう少しだけ。あとは携帯のアラームに任せて釣られるように目を閉じる。
浅水 蛍:瞼の裏に黒い彼岸花が静かに揺れていた。▼
監督:…
監督:…
監督:ほっこり癒し系お昼寝タイムを有難うございました!これにて第二章を閉めさせていただきます。
ニャンター・ミッチャー:はいニャー!


《ログ2へ》 《ログ4 へ》 《セッションログトップに戻る》 《トップページに戻る》