監督:《プロローグ》
監督:異端の騎士が現れる
監督:心と願いを歪ませた、星喰いの騎士が現れる
監督:此度の決闘、願いの決闘場に咲き乱れるは、黄色のオダマキ、白色のヒルガオ、黄色のアネモネ
監督:そして舞台の中央に咲くは一輪の歪な黒色のヒガンバナ
監督:『銀剣のステラナイツ』
監督:願いあるならば剣をとれ
監督:二人の願い、勝利を以って証明せよ
監督:…
監督:…
監督:それでは早速、第一章をはじめさせて頂きましょう。
監督:皆さま素晴らしくRPに親しんでらっしゃいますし、今回はシナリオセッティングをご用意しておりません。
監督:それぞれのペアで話したいことを裏舞台で打合せしていただくのもよし
監督:シチュエーション表&お題表を振ってみて、全てをダイスの女神に任せてみるもよし
監督:そのあたりはお好みで決めていただければと思います!
監督:と、いったところで最初は黄色のオダマキこと無形くん舞ちゃんペアにお願いしたいと思います。
穂積 舞:はーい
風祭 無形:はいなー。
穂積 舞:TT
StellarKnights : お題表(55) → ベッド
風祭 無形:TT
StellarKnights : お題表(26) → 青空
風祭 無形:STC
StellarKnights : シチュエーション表C:話題(24) → おいしいごはんの話:おいしいごはんは正義。100年前も6405年前も異世界だろうと、きっと変わらない真理なのだ。おかわり!
穂積 舞:イデアグロリアの校舎の屋上にて。ひと気の少ない屋上で、私は二人分のお弁当を用意して彼を待つ。お茶も用意してある。
穂積 舞:「今日はとびっきりのから揚げなのよねー。早く来ないかなー」
風祭 無形:屋上の扉を開け、外に出る。 仮面越しの小さな世界には人気のない屋上の風景が広がる。 殺風景だ。
だが、その片隅に彼女がいれば話は別だ。 私は心なしか楽しげな彼女の元へとゆっくりと向かう。
風祭 無形:「すまない。 待たせたな舞」
穂積 舞:「ん、大丈夫。さっき来たばかりだから」少し手が冷えているけれど、これくらい大丈夫。「今日のおかずはねー、から揚げだよ!青のり混ぜてみたの」
風祭 無形:「ほう、素晴らしいな。 舞の手料理は毎度程よくアレンジが効いていてとても美味しいから楽しみだ」彼女の横に座る。
風祭 無形:彼女の手の冷えには気づくが、指摘はせず、そっと水筒を手に取ってお茶を注いで置く。
穂積 舞:「ふふ、ありがと。そう言ってもらえるとあたしも作り甲斐があるよ」お弁当箱をそっと渡す。仮面をずらして食べやすいように小さめのおかず。
穂積 舞:「あっ、お茶やってくれてありがと」ささやかなやりとりでも、とても幸せなのだ。つい顔が緩む。
風祭 無形:「どういたしまして」そっと仮面を上にずらす。 漆黒の闇が覆う肌に、口だけがぽっかりと存在する不気味な姿。
だが、隣にいる彼女に遠慮することはしない。 彼女が一々気にすることなどないと知っているから。
風祭 無形:「では頂きます」手を合わせて。
穂積 舞:「どうぞ召し上がれー。あたしも食べよっと」お弁当箱の蓋をあけながら「今日はいい天気だね。日差しがあったかくて嬉しい」
穂積 舞:彼があたしに気兼ねせずいてくれるだけで十分なんだ。それ以上は……やっぱり望んじゃうかなぁ。横顔を見ながら小さく溜息。
風祭 無形:「うむ、そうだな。 良き天気だ」モグモグ「青空、美味い弁当、そして舞がいる。 良き時間である」
穂積 舞:俵型のちいさなおにぎりがのどに詰まる。「こほ……何それぇ……」あたしも入れてもらえてるんだなんて反則だ。
風祭 無形:「当然のことを言ったまでだが」ゴクゴク「舞に嘘はつかんぞ?」むせた彼女にお茶を差し出しつつ
穂積 舞:「ありがと」温かいお茶を手に取って一気に飲む。「うー……無形って天然なのかなぁ。そういうところも好きだけど」
風祭 無形:「?」首を捻ってる。 そして、舞が持っているお茶の入ったコップに視線を落として「むっ」
穂積 舞:「? ん、茶柱立ってる?」手元を見て「あっれー、この葉っぱどこから?」つまんでひらひらと振る。
風祭 無形:「ふむ、風に乗っていつの間にか入ってしまっていたか」彼女が振る葉を見つつ「まぁ、どうせ『私』のコップだし構わないが」
風祭 無形:そう言って、舞の横に置かれていた『彼女』のコップと葉の入ったコップを交換する。
穂積 舞:「!え、これ、無形のコップ!?」確かに自分の近くにもう一つコップがあって、それを無形が交換して「えと、無形、あたし」顔が赤くてどうしたらいいのか判らない。
風祭 無形:「うむ。 咄嗟に持っていたコップを渡したのだった。 次からは気を付けよう。 まぁ可愛い舞が見れたから役得役得」そう言って、舞が口を付けたコップのお茶を飲む。
風祭 無形:▼
穂積 舞:「ちょ、ま、ええっ」自分が口をつけたコップからお茶を飲む彼に心臓が壊れそうになる。「可愛いとかいうし……無形に言われるとどきどきするのに」
穂積 舞:箸をおいて。「好きな人にね、そういうこと言われたりそういうことされるの、とっても心臓に悪いよ」苦笑いする。彼はきっとまた何気ないふりをして流すんだろう▼
風祭 無形:「ふむ、ならば良かった」さりげなく食べ終わったお弁当の箱を閉じつつ「私も舞の近くにいるといつも胸が高鳴っているからな」▼
穂積 舞:「な、なにそれぇ」息ができなくなりそうで。泣きそうだった。「期待、させないでよ。ステラナイトじゃなくても、一緒にいてくれるかもって、思っちゃうじゃない」
穂積 舞:▼
風祭 無形:「未来のことなど分からぬゆえ、軽々しく約束はしないが」新しくお茶を注ぎつつ「この高鳴りが続く内は、舞の傍にいるとも」
風祭 無形:「願わくば、この高鳴りが止まずにいてほしいとも、な」
風祭 無形:▼
穂積 舞:「うん……あたしも、ずっと無形にどきどきしていたいし、きっと、ずっとどきどきしてる気がするから」涙ぐみつつ笑う。
穂積 舞:「その間はずっと隣にいさせて。あたし、無形が笑うの見たいの。一番近くで。」彼の肩にそっと額を乗せる。▼
風祭 無形:「うむ。 そうだな。 いつかきっと、君に会心の笑顔を見せよう。 それまで、それからも、よろしく頼む」
風祭 無形:乗せられた彼女の頭にそっと自分も顔を寄せて、寄り添うように。 少し冷えた彼女の手に触れながら。▼
穂積 舞:「うう、なんかこうベッドが恋しい。恥ずかしいやら嬉しいやらでおふとん被って潜りたいー。でも、今寝ちゃったら絶対これ夢オチだよねえ」手を握り返しながら▼
風祭 無形:「…スー。 スー」元の位置に戻った仮面の中からは返事が帰ってこず。 代わりに呼気が漏れていて。
むぎょうは まんぷくになって ねてしまった!▼
穂積 舞:「……寝てる!?……っとと、起こしちゃう」食べかけのお弁当は今日はもう喉を通らなさそうだ。そっと弁当箱の蓋を閉じて、火照る頬に触れる。
穂積 舞:「夢じゃないよねぇ……」彼の眠る姿を、幸せを感じながら見守って。舞も目を閉じた。▼
監督:…
監督:…
監督:素敵なRPを有難うございました!お砂糖たっぷりだった!
監督:次の組み合わせは、白色のヒルガオこと静くん動ちゃんペアにお願いしたいと思います。
加賀美 静:はーい。
掘葉 動:はーい☆
加賀美 静:TT
StellarKnights : お題表(63) → ため息
加賀美 静:STA
StellarKnights : シチュエーション表A:時間(6) → 夜明け前の
掘葉 動:はみがき、ためいき、夜明けのショッピングモール
加賀美 静:俺は深く深く溜息をついた。「おーまーえーなー。この時間に出歩くのは危ないぞ?ほんと。一人で出歩こうとかすんな」
加賀美 静:▼
掘葉 動:「にひひー、ゴメンって♪でもさー、歯磨きしないとさ、おちつかなくてー。で、新しいのを買い忘れてて、仕方なくだしー」
掘葉 動:「それに、こーいうときは静がきっと一緒に来てくれると確信してたしねー♪」(新しい歯磨きをいれた袋を振り回しつつ)▼
加賀美 静:「うちが近いし、お前ひとりで歩かせるのを考えたらそりゃ一緒に行くけどな。俺がついてたってそれなりに夜は治安悪いんだぞ?」もう一度溜息。
加賀美 静:「それにしても、家の人、よくお前を一人で外に出してくれたよなー。ステラバトルの時もそうだったけど、信頼されてるんだな」まじまじと見つめる▼
掘葉 動:「あー、うちは放任主義ってヤツだからさ。勿論、信頼関係の上での。」
掘葉 動:「そ・し・て、静がいるなら”OK”という家族公認なのですよー」▼
加賀美 静:「なんだそれー!?俺は保護者か!」あっけにとられて、笑いだす。「お前んちやっぱり変わってるなー。俺んちは……俺が……いや、この話はやめようか」
加賀美 静:「とりあえず、お互いステラバトルが夜中でも外出できる身分で良かったよ」▼
掘葉 動:「静は優しいからね、甘えさせてもらってホント悪いなーって思ってるよ?ほんとだよ?」
掘葉 動:「ホント、あたしがまさか選ばれるとは最初はびっくりしたし・・・ま、天才なんだから、とーーぜんでしょ?あ、これ、ナイト代の缶コーヒー」(差し出す
掘葉 動:▼
加賀美 静:「優しくはないけどな? お前ほっとくと何するか判らないから、用心のためってのもあるんだよ」眉間を押さえるつつコーヒーを受け取る。
加賀美 静:コーヒーを口にして「天才かー。天災の間違いなんじゃないか?お前この間また図書室の備品壊しただろ」▼
掘葉 動:「優しさは他者にしか測れぬ目盛り也。なるほど、歩く天災とはかっこいいかなー?うんうん、それもらいー!」
掘葉 動:「あ、やっぱバレてた?備品」(御空の星を眺めて)「おっかしいなー、偽装したのに・・・」▼
加賀美 静:無言で軽ーくデコピンする。「偽装すんな!ってかバレバレだ。あんなん”掘葉動 参上”って書いてるようなもんだっ」
加賀美 静:つい隣で一緒に星を眺めて。「ほんっと、お前……それでも俺の相棒やってくれてるもんな……いやむしろ歩く天災だから強力なのか?」ぼそっと「ありがとな」と。▼
掘葉 動:「いててて…(さすりさすり)ま、現状、静以外にこの天災のパートナーはつとまらないってコトさ!ほんと、感謝してるよ♪」
掘葉 動:「ま、静が笑ってくれるなら、さ。何でもするさ、ボクは」
掘葉 動:▼
加賀美 静:「俺以外に、ってなぁ……それは、喜ぶべき、ことなのか?」思わず一言ずつ区切ってしまったが。続いた言葉に言葉を失う。
加賀美 静:無言の時間が少し続いてから。「お前って、ほんっっとーに。人たらしだよなあ」苦笑いしてから、伸びをする。「あーちくしょー、睡眠時間削ったんだぞ。俺の寿命を返しやがれ」▼
掘葉 動:「ボクは、さ。静に前を向いてもらうためには、どんな手段だって選ばないってコトさ」
掘葉 動:「寿命、ねぇ。じゃ、すこーしだけボクの寿命をあげちゃおう、そーれ!」(だきつく
掘葉 動:▼
加賀美 静:「ちょ、うわ、何しやがる!危ないだろ!?」一応受け止めて、肩に手を置いて。
加賀美 静:じっと目を見つめて。「動。一言いいか?」▼
掘葉 動:「ん、いいよ」▼
加賀美 静:肩に手を置いたまま。「一応女子の端くれというか末席にこっそり座ってやがる身としてはだな、男に軽々しく抱き着くな。俺一応男だぞ?それから」▼
掘葉 動:「へぇ、女の子って認識はしてくれるんだ?で、それから?」(うわめづかい)▼
加賀美 静:「……寿命を、分けるなんて、言うな。お前の命がすり減るの、見たくない」肩から手を離して、目をそらす。
加賀美 静:▼
掘葉 動:(はなれて)「静、寿命はさ、減らないよ。分け合って、一緒にいればね」
掘葉 動:「静のコト、知り尽くすまで、ボクは絶対に生きてやる」▼
加賀美 静:「待て。ちょっと待て。俺のこと知りつくすって……」勢いにたじたじとしながらため息をまた吐きだして。「俺を解剖でもする気か?」
加賀美 静:「冗談はともかく。寿命を分け合うってさ、星の騎士って、実際そういう感じだよな。だから怖いんだ。俺だけならいい。お前まで巻き込んでしまうのが怖いんだよ」▼
掘葉 動:「世の中の全ての真理を網羅しても、人一人の情報量には決して追いつかない。精神と魂なら尚更。肉体は…ンー、その、興味…あるけど、解剖は専門外かな♪(赤くなる」
掘葉 動:「怖気ついた時、人は既に負けている。…静がいない世界にボクは興味はない。そう恐れるなら必死に戦って、ね」▼
加賀美 静:「このっ……人たらし……」がっくりと膝に手をつく。赤くなった顔で、それでも動の目を見つめ。「ああ、戦うよ。お前に傷ひとつ着けやしない。戦い抜いて、守るから」
加賀美 静:「お前が俺を守ってくれるのにふさわしい、戦いをしてみせるよ」▼
掘葉 動:「それでこそボクのナイト様さ(にっこり」
掘葉 動:「…ま、ボクは静の事を、別の方法で守るからさ。その為なら、何でもする、考える、そして手段を問わない」▼
加賀美 静:「なんか良いように使われてる気がするけど。お前がいるから俺が願いに手を伸ばせるのは事実だから」頭を掌でぽんぽんと軽く叩いて。
加賀美 静:「無理をしても無茶はするな。手段を問わないのは……ああうん、今更だな。全力を尽くすのはいい。だけど自分を大切にするの、忘れないでくれ」ふわりと笑った。▼
掘葉 動:「て、照れるなぁ・・・(ぽんぽんされた頭を確かめるように)願いの為に存分にボクを使いこなすと良いさ♪」
掘葉 動:「ボクを誰だと思っている?加賀美 静のただ一人のパートナー、引き際も心得ているさ。自分を大切にせずにして、他人をどうして大事に出来ようか?」
掘葉 動:(空を見上げる)▼
加賀美 静:「そうだな、お前は俺のパートナーだ。存分にこき使わせてもらうよ?」笑みをもらしながら「そういうお前だから、手を取る気になったんだ」
加賀美 静:一緒に空を見上げ「あー、本格的に夜明けだな。帰るか」▼
掘葉 動:「いい選択したね。あ、帰らないと!さすがにおねーちゃんとかに怒られる(汗」▼
加賀美 静:「自分で言うか」吹き出してから「ああ、お前のねーちゃんコワイよな。よし、急ごう」速足で歩き出した。▼
掘葉 動:>▼<
監督:…
監督:…
布留川 結衣:TT
StellarKnights : お題表(65) → お風呂
針糸 通:TT
StellarKnights : お題表(43) → 小鳥の鳴き声
布留川 結衣:STC
StellarKnights : シチュエーション表C:話題(25) → 家族の話:生徒たちは寮生活が多い。離れて暮らす家族は、どんな人たちなのか。いつかご挨拶に行きたいと言い出したりしても良いだろう。
針糸 通:【主の支度の為に、家具たる”我等”は、昼夜関係はない。】
針糸 通:「お嬢様、湯浴みの準備が出来ました。他の者は御座いませぬ」
針糸 通:▼
布留川 結衣:柔らかな朝の日差しと、聞こえてくる小鳥の鳴き声。いつも通りの時間にぴったりと目を覚ましてベッドから身を起こして支度を整えるうちに、通の声が聞こえた。
布留川 結衣:「ありがとう、通。今行くわね」「朝早くから動いてくれて助かるわ」かちゃりと扉を開け、彼と顔を合わせる▼
針糸 通:「今日もまた麗しく、我が主(笑み)」
針糸 通:「それと、昨晩、軒下に落ちていた小鳥は手当てし、元気になりました。鳥篭にてひとまず落ち着いております」
針糸 通:(小鳥の鳴き声)▼
布留川 結衣:「ありがとう。貴方も素敵よ?」上品に浮かべられた笑みが、次の言葉でぱっと明るくなる
布留川 結衣:「本当!良かった」「貴方のおかげね。色々出来ることは知っていたけれど、小鳥の手当てもできるだなんて」
布留川 結衣:「ありがとう、通」「あ、それから。おはよう」とあらためて▼
針糸 通:「恐悦至極」
針糸 通:「いつ何時、役に立つかも知れぬゆえ、浅くではありますが学びは広くあるべし…と家訓で御座います故」
針糸 通:「ええ、おはよう御座います、我が主、マイレディ」(お辞儀
針糸 通:▼
布留川 結衣:「そうだったわね。……全く、布留川の家は本当に貴方の家に支えてもらってばかりね」とわずかに苦笑を溢して
布留川 結衣:「全ての人のためにあるべし、といううちの家訓あるけれど」「私ももう少し広く学んでみようかしら。……おじい様の許しを得ないといけないでしょうけれど」
布留川 結衣:挨拶の言葉には柔らかく微笑んでみせました。▼
針糸 通:「昔よりの御恩と奉公の関係なればこそ…。布留川家無ければ我が針糸家は既に存在さえも無かった事で御座いましょう」
針糸 通:「理由はどうあれ、貴女の望みなれば、反対はなさりますまい。こちらより、我が父に頼み言添えて頂きましょう」
(そして湯浴みの方へエスコート)
針糸 通:(朝の光)▼
布留川 結衣:「そうかしら?貴方たちだもの。きっと別の形でも在れたのでしょうけれど」「今ここに貴方がいてくれる、ということを考えれば。この家を選んでくれた昔の人にも感謝しなきゃね」
布留川 結衣:「それなら良いのだけれど」「ふふ、いつもありがとう。貴方と彼がついてくれるなら本当に心強いわ」エスコートされてついてゆく。穏やかな朝の陽ざしに目を細めて。▼
針糸 通:「なるほど…別の形…思いもよりませんでした。」「私も、我が主に出会い、仕えられる」
針糸 通:「そんな奇跡に感謝せねばなりますまい」
針糸 通:「ところでお嬢様、このあと朝食で御座いますが、兄上様が一緒にどうかと伝言が…」▼
布留川 結衣:「あら、お兄様が?」「暫くは政府での仕事が慌ただしいと聞いていたけれど……そう、戻られたのね」僅かに目を伏せ
布留川 結衣:「わかったわ。申し出を受けましょう」貴方も一緒にいてね?と付け加えつつ「朝から肩の凝る話でないといいのだけれど、難しいでしょうね」
針糸 通:「…聊か困惑しておられたご様子、恐らくは…いや、申すことでも御座いませんね」
針糸 通:「貴女様だけの針糸で御座います故…離れる時は命果てる時のみ。」「肩が凝る前に解さねばなりますまい。湯にて、程よくお浸かりなさいませ」(湯浴み場の確認、傍には小鳥の篭)▼
布留川 結衣:「困惑、ね……どの件かしらね」学園での振る舞いのことか、思うより振るった成績のことか、それともこの間さりげなく立ち上がりそうになった縁談を学生の身だと断ったことか、それとも「まあ、お会いしたときに十分に伺うようにするわ。いつも通りにね」
布留川 結衣:「ええ、そうね。"私の針糸"」「準備をありがとう。それから、この子も」小鳥にぱっと明るい笑みを浮かべて▼
針糸 通:「いつも通り、で御座いますね。」(一通りの準備が終わり、傍の衝立に控える)
針糸 通:「…私は幸せ者で御座います。この小鳥が偶然、お嬢様の目に入り助かったように、私を選ばれた時と同じで御座います」「私の運命を示して下さった貴女様には感謝し切れません」(小鳥の鳴き声に目を瞑り)▼
布留川 結衣:「私も幸せよ。そして感謝しきれないのも同じ」「言葉を拾ってくれた。こうして傍にいてくれている」
布留川 結衣:「もっと先へ、上へと願いにも付いてきてくれている」衝立の向こうで穏やかに声を続ける▼
針糸 通:(衝立の向こう、背中越しに聞いている)
「…私の願いは貴女様を自由に。鳥篭から大きな空へ。その為ならば、一切全てを捧げましょう」
針糸 通:「家の呪縛も、背負う責任も、半分でも良い…私は私の願いで貴女様の重責を支えたいのです。少しでも”上へ”行くために」
針糸 通:(小鳥が羽ばたきをする)▼
布留川 結衣:「ありがとう、通。……その言葉が今もどれだけ私を支えてくれているか、貴方は知らないかもしれないけれど」
布留川 結衣:「私も貴方も自由に。そしてその先へ、ね」その時はどうか後ろではなくて、隣にいてくれたらとも願うけれど
布留川 結衣:「一緒にね、ひとりじゃいやよ」くすくすと笑って。衝立の向こう、僅かにするりと服をおとす衣擦れの音。▼
針糸 通:「イエス、マイレディ。決して一人には」「私は針にして糸、貴女様という布を飾り立てそして形作る者」
針糸 通:「なれば、死が別つときまで」(少し笑む。普段とは違う感情のあるもの)▼
布留川 結衣:「本当に心強いわ、"私の針糸"。私もあなたの結び目でありたいから」「ひとまず、朝食の場から乗り切りましょうか」からりと扉を開く音
布留川 結衣:「ああ、それから」「久しぶりに貴方に髪を結んでもらいたいわ。いい?」▼
針糸 通:「はい、我がお嬢様。運命の結び手よ。解けえぬさだめなれば、朝食でも決闘場でも乗り越えてご覧に見せましょう」
針糸 通:「イエス、マイレディ。貴女だけに最高の結びを」▼
監督:…
監督:…
監督:さて、それではエクリプス組こと黒のヒガンバナ、浅水蛍とニャンターちゃんのRPをはじめていきましょう。
浅水 蛍:TT
StellarKnights : お題表(21) → 過去
ニャンター・ミッチャー:TT
StellarKnights : お題表(13) → 遠雷
ニャンター・ミッチャー:「ニャアアー。 ニャアアー」布団を被って情けない声でガクブルしている▼
浅水 蛍:僅かに開いたカーテンの向こう、重たい色をした空模様。今にも雨が降りそうな空にひとつ溜息をついて、カーテンを閉める。
浅水 蛍:「大丈夫、ここまであれは来ないよ。ニャンター」布団の上からぽんぽんと震える身体を撫でて
浅水 蛍:「天気予報では通り雨だというし、ね?」▼
ニャンター・ミッチャー:「フミー…。 雷は苦手なのだニャア…」撫でられて一瞬ビクリとしたものの、蛍だと気づいてもそもそと顔だけ出してくる。
ニャンター・ミッチャー:出した顔を寄せてスリスリと摺り寄せてくる辺り、本当に参っているようだ。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:すり寄られるまま頬を撫で。そこからするりと指先で髪を梳くように撫でる。
浅水 蛍:「何か暖かい飲み物でも持ってこようか?それとも、今は傍にいた方が良いかな」▼
ニャンター・ミッチャー:「ニャアー。 猫舌だからいいニャア。 もっと撫でて欲しいのだニャア」ゴロゴロと微かに喉を鳴らして、気持ちよさそうにしている。
ニャンター・ミッチャー:「雷のなる日は嫌なのだニャア。 昔を思い出してしまうのだニャア」おでこを蛍の手のひらに押し付けるようにしながら。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:「わかった。……俺が台所いくと、何かひっくり返しそうだしね」いやでもココアくらいなら入れられる、はず、なんて言いつつ
浅水 蛍:ううん、と唸ったりしつつもニャンターちゃんが潜った布団の隣に座り込む。
浅水 蛍:「昔のこと? そういえばニャンターの昔の話、あまり聞いたことなかったな」請われるままになでつづける
浅水 蛍:▼
ニャンター・ミッチャー:「ニャア…。 ここに来るよりもっと前だニャ。 猫又になる前、ニャンターは捨てられたのだニャア」布団ごとごそごそと移動して蛍に引っ付く。
ニャンター・ミッチャー:「こんな、雷のよく鳴る雨の日だったニャア」▼
浅水 蛍:「そうだったのか」と目を丸くして、引っ付いてきたその体をそっと抱き寄せ、ぽんぽんと撫でる
浅水 蛍:「辛いことを言わせてごめん。話して何か気がまぎれるならいいな、と思ったんだけれど」だめだったかあ、なんていいつつ
浅水 蛍:「俺なら絶対にそんなこと出来ないし、しないよ。大丈夫」▼
ニャンター・ミッチャー:「ニャア…。 信じてる
ニャンター・ミッチャー:ニャ、蛍ー」辛そうにしていた表情を猫みたいなカラっとした笑顔に変えて、隣に座った蛍の太ももに顎を乗せる。
ニャンター・ミッチャー:「じゃ、ニャンター様が満足するまで撫で続けるのニャ。 たっぷりするのだニャー」▼
浅水 蛍:「わかりましたよ、ニャンター様」やれやれ、なんていいつつも表情に安堵を滲ませて
浅水 蛍:出来る限りやさしく、彼女が好きな撫で方で触れる。「それじゃ、ニャンターの気が少しでもまぎれるように俺が話をしようか」
浅水 蛍:「宙みたいな海の話とか」▼
ニャンター・ミッチャー:「おー! そのお話大好きなのだニャ!」耳と尻尾が嬉しそうにピーンと立っているのが幻視できそうなくらいの喜びようだ。
ニャンター・ミッチャー:最早雷への恐怖はどこへやら。 顎どころか腕まで乗せて、ワクワクとした様子で聞く体勢。▼
浅水 蛍:テンションが上がったその様子に嬉しそうに笑って「ニャンターは本当にいつも楽しそうに聞いてくれるよな。俺も話がいがあるよ」
浅水 蛍:何度も何度も語り聞かせた話を紡ぐ。「白い……あれは珊瑚礁が砕けて出来た砂浜だったと思う」その向こうにずうっと広がる、夜空のように深い海と
浅水 蛍:満天の星を閉じ込めたように輝く海。空は薄っすらと白く輝いて、水平線は蕩けるようなすみれ色をしている。
浅水 蛍:そんな海と、そこに住む生き物たちと。雷の音が遠く、気にならなくなるまでゆっくりと話を続ける。▼
ニャンター・ミッチャー:彼女の見たことがない、いつか見てみたいと思うここではないどこかの情景を夢想しながら、時に相槌を打ち時に感嘆の声を上げて聞き入る。
ニャンター・ミッチャー:「(うんうん。 やっぱり蛍はこの話をしてるときが一番いい顔なんだニャ)」嬉しそうに語る彼の顔を、特等席から楽しそうに眺めながら。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:彼女の反応を喜ばしく思いながら、いつも通りひととおり話して、おしまいの一言で締める。
浅水 蛍:「今日も聞いてくれてありがとう。いつか君にこの景色を見せたいな」「……ああ、話しているうちに雷も遠くへ行ってくれたみたいだよ」▼
ニャンター・ミッチャー:「シュピー…。 スピー…」こいつ…寝てやがる…!
ニャンター・ミッチャー:「ムニャア…。 ニャアア…」涎を垂らしてぎゅっと蛍のズボンを掴み、幸せそうな顔で眠るニャンター。
ニャンター・ミッチャー:「ニャアー…。 蛍、蛍ー…」そんな顔をして口にするのは、やっぱり彼の名であった。
ニャンター・ミッチャー:▼
浅水 蛍:「あーあ、涎たらしちゃって」そっと口元をぬぐって、穏やかに眠る顔に目を細める。「君が安心して眠れる場所っていうのも、俺の絵以外の特技になるかなあ」
浅水 蛍:「ニャンター大丈夫だよ、俺はここにいるよ」起こさないよう慎重に上半身を倒して、こつりと額を合わせる
浅水 蛍:思い返すのは女神の言葉、次のステラバトルの予告。決闘場に咲き乱れる一面の黒い彼岸花。
浅水 蛍:大丈夫だ、何があったとしても「君のことは守るよ。その信頼に応えるためにも」
浅水 蛍:そっと呟いて上半身を起こす。「さて、いつごろ起こせばいいかなー……」夕飯前でいいか、と安易に結論づけた。▼
ニャンター・ミッチャー:猫は答えない。 彼女は気まぐれで、そして寝ているから。 幸せな夢を見て、優しい未来が来ることを信じているから。
ニャンター・ミッチャー:でももしかしたら。 彼でも彼女でもない誰かがいたら。
ニャンター・ミッチャー:半透明の二又の尻尾がふわりと現れて、蛍の頬をそっと、触れるように叩いた。 そんな幻覚を見たかもしれない。
ニャンター・ミッチャー:▼
監督:…
監督:…
監督:素晴らしい全力のRP、ありがとうございました。うちのシースがこんなにも可愛い。
ニャンター・ミッチャー:もっと可愛がっていいのよ!
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